Mojave(MacOS)からFinder(ファインダ)に新たに追加された[クイックアクション]を使用することで、編集ソフトをいちいち開かずに画像を回転させたり、マークアップを入れたり、テキストを抽出したりとさまざまな作業ができるようになりました。
クイックアクションは、自分でカスタマイズすることもできます。
自作のクイックアクションを作って作業効率アップしましょう!
クイックアクションの作り方
例として、[PDFからテキストを抽出]というクイックアクションを作ってみます。
アプリケーション → Automatorを開きます。(またはランチャーパッドからAutomatorを開く)
クイックアクションを選んで、[選択]をクリックします。
左サイドメニューから、[ライブラリ] → [PDF] → [PDFテキストを取り出す]を選択し、ダブルクリックします。
そうすると、右側の編集画面に、設定項目が出てくるのでご自身にあった設定にしましょう。
設定が出来たら、メニューバーの[ファイル] → [保存]をクリックしましょう。
作成したクイックアクションの名前を入力して、[保存]をクリックします。
これで、[PDFからテキストを抽出]というクイックアクションが作れました!
次に、クイックアクションをカスタマイズして今作った[PDFからテキストを抽出]をクイックアクションの項目に追加してみましょう。
クイックアクションをカスタマイズする方法
[システム環境設定] → [機能拡張]パネルをクリックします。
左サイドメニューから、[Finder]を選択します。
右の設定項目に先程作成した[PDFからテキストを抽出]があるのを確認し、チェックマークを入れます。
このチェックマークの有無によってウィンドウ内に表示するのかを選ぶことができます。
作成したクイックアクションが追加されているか確認してみる
PDFファイルを選択し、副ボタンクリック(右クリック)してみましょう。
コンテキストメニューからクイックアクションを選択し、[PDFからテキストを抽出]の項目が追加されていればOKです!
すごーい!
このクイックアクションを使いこなせれば、今よりも作業効率が上がりそうだね!
うむ!
この他にも、いろいろ便利なクイックアクションがあるから、組み合わせて使ってみるのじゃ!