仮想環境とは
仮想環境とは、簡単に説明すると「PC上に別のOSを起動させる」環境です。
本ページではその仮想環境の構築方法の一例を紹介いたします。
仮想環境の構築方法
必要物の準備
今回はWindows10で以下のソフトウェアを用いて仮想環境を構築していきたいと思います。
今回使用するソフトウェア |
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VirtureBox |
ゲストOS |
VirtureBoxをダウンロードする
VirtureBoxは以下のURLにアクセスしてダウンロードしましょう。
今回はWindows版の最新版を深く考えず準備します。2018/8/23現在5.2.18です。
赤四角で囲まれているところをクリックすればダウンロードが開始されます。
ゲストOS(CentOS)をダウンロードする
今回ゲストOSはCentOSを使います。以下のページからダウンロードしましょう。
Get CentOS Nowをクリックします。
DVD ISOをクリックします。
Actual Countryのisoファイル(赤枠で表示しているファイル群)をダウンロードする。
この順番でクリックしていけばダウンロード完了です。
VirtualBoxのインストール方法
それでは上記からVirtualBoxのダウンロードを済ませゲストOSを入手したらいよいよ仮想環境の構築開始です。ダウンロードしたインストーラを選択しセットアップを開始します。
「VirtualBox-5.2.18-124319-Win.exe」をダブルクリックしてインストーラを起動しましょう。
この時警告が表示されますが気にせず「実行」をクリックします。
ウィザードが立ち上がるので「Next >」をクリックして次へ。
ここではファイルの保存場所を確認されますが、特に変更する必要はないので「Next >」をクリックします。
どうしても変更したい場合は仕方がないが、「VirtualBox」はシステムに関わるものなのでそのままが無難です。
ショートカット作成については、そのまま「Next >」をクリックしても基本的に問題はありません。
一時的にネットワークから切断される意味の警告ですが、インストールが終了すれば復活するので特に問題ないので「Yes」をクリックしましょう。
インストールの最終確認。「Install」をクリックしインストールを開始します。
何事もなければ無事インストールが完了します。
チェックボックスにチェックが入った状態で「Finish」をクリックすれば「VirtualBox」が起動します。
ここまでで「VirtualBox」自体のインストールは完了です。引き続き、ゲストOSを設定していきましょう。
VirtualBoxの設定とゲストOSの設定
新規をクリックして作成開始します。
名前に「CentOS」と入力するとタイプとバージョンは自動で決定してくれます。
「次へ」をクリックします。
今回は2048MBで設定しました。必要サイズの倍もあったら充分じゃないかな~と言うレベルの理由しかありません。
「次へ」をクリックします。
今回は新規作成ということで「仮想ハードディスクを作成する」で作ります。
「作成」をクリックします。
こちらも20GBにとりあえずしていますが、理由は特にありません。
「作成」をクリックします。
特に触らずVDIのままで「次へ」をクリックします。
可変サイズだと自動的にディスク使用量を抑えてくれるので可変サイズを設定しましょう。
「次へ」をクリックします。
20GB程度確保しておけば大丈夫だろうという理由でハードディスクは20GBに設定してみました。フォルダのアイコンをクリックすれば保存先を設定できます。
「作成」をクリックします。
主な設定はこれにて完了です。
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それではCentOSをダブルクリックして起動してみましょう!
CentOSの起動する
フォルダボタンを押して上でダウンロードしたisoファイルを選択します。
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DL済みの「CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso」を選択して「開く」を選択。
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「CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso(4.16GB)」が選択されていることを確認し「起動」を選択。
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この画面が表示されたら「Test this media & install CentOS 7」を選択して起動が出来ます。
後書き
以上で仮想環境の設定は終了です。お疲れさまでした。
CentOSの設定については、またの機会にご紹介いたします。
※もしゲストOSのウィンドウ上でクリックしてしまいホストOSにマウスポインタが帰ってこない場合は右側の「Ctrl」キーを押せば帰ってくるかもしれません。