- [第1回]XAMPPをインストールしよう! | [初級編]PHPでプログラミングしよう
- [第2回]メッセージを表示するプログラムを作ろう! | [初級編]PHPでプログラミングしよう
- [第3回]変数を使ってプログラムを作ろう! | [初級編]PHPでプログラミングしよう
- [第4回]配列を使ってプログラムを作ろう! | [初級編]PHPでプログラミングしよう
今回は変数を使ったプログラミングをやっていきます!
変数がよくわからないという方は、下記の記事をみてみましょう。
それでは、まずPHPにおいてのちょっとした変数のルールを学んだあと、実際にプログラム書いてみましょう!
なんか変数って聞いただけでむずかしそう。
ちゃんと私にもできるかしら…
PHPでの変数名の付け方
変数名を付ける際に、変数の命名規則(ルール)に従ってつけなければなりません。
下記の命名規則に従えば、自由に名前を付けることができます。
変数の命名規則
- ・変数名の始めは、$(ダラー)から始める。
- ・半角英数字と_(アンダーバー)が使える。
- ・変数名では英字の大文字、小文字は区別される。
- ・数字は変数名の先頭文字として使うことができない。
- ・PHPの予約語は変数名に使うことができない。
変数名にPHPの予約語は使うことができません。予約語とは、あらかじめ言語仕様で定義されている文字列のことで予約語以外での使用用途で利用することができません。
最新版のPHPの予約語については、下記のPHPオンラインマニュアルをご参照ください。
変数名について
- ・変数名は第三者がみても分かりやすい名前を付けましょう。
- ・変数名になるべくどのような値が入っているか連想できる変数名にしましょう。
- ・変数名は長すぎず、短すぎない変数名にしましょう。
英字の大文字と小文字は区別されるので、$indexと$INDEXはまったく別の変数と解釈されることを覚えておきましょう。
変数の使用例
変数名として使える例
<?php
$start
$value100
$_find
?>
変数名として使えない例
<?php
start //$で始まっていないのでエラー
$100value //先頭文字が数字になっているためエラー
$fi#nd //英数字、アンダーバー以外はエラー
$break //PHPの予約語なのでエラー
?>
変数へのデータの入れ方
変数にデータを代入するには、下記のように書きます。
<?php
$value = 1;
?>
=(イコール)の右側に書いたデータが変数に代入されます。
=は代入演算子という演算子の一つです。
変数には、数値や文字列(文字が並んだデータ)など、いろいろなデータを入れることができます。
いろいろな変数の代入例
<?php
$value01 = 100; //整数を代入しています。
$value02 = 0.25; //小数点数を代入しています。
$value03 = 100 + 200; //演算結果を変数に代入することも可能です。この場合、$value03に300が代入されます。
$breakfast = '朝ごはん'; //'(シングルクォーテーション)を使用して文字列を代入しています。
$lunch = "お昼ごはん"; //"(ダブルクォーテーション)を使用して文字列を代入しています。
$change ="お腹すいた";
$change ="お腹いっぱい"; //$change変数の値を「お腹すいた」から「お腹いっぱい」に入れ替えました。
?>
文字列を扱うときには、’(シングルクォーテーション)または”(ダブルクォーテーション)で囲むようにしましょう。(囲まないとエラーになります。)
変数に値を一度入れたあと、同じ変数に違う値を入れることもできます。
変数は、何度でも値を入れ替えるすることが可能なのじゃ。
プログラム中に値が変化する!だから変数と呼ばれておるのじゃの!
なるほど〜!プログラム中にどんどん中身が変わっていく入れ物みたいなものね!
変数のデータ使用方法
変数のデータを使用するには、あなたが使いたい場所で変数名を記述して使用します。
例えば、下記のコードでは、echo命令で変数$weatherに入っている値を表示しています。
変数の使用例
<?php
$weather = "晴れ";
echo "今日の天気は" . $weather . "です。";
?>
このプログラムの実行結果は、以下のように表示されます!
PHPでの変数の説明は終わりました!それでは、実際に変数を使ったプログラムを作ってみましょう!
変数を使ったプログラム
それでは、前回同様にまずテキストエディタを起動してから下記のプログラムを入力してみましょう!
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>[第3回]変数を使ってプログラムを作ろう! | [初級編]PHPでプログラミングしよう</title>
</head>
<body>
<?php
$hobby = "登山"; //あなたの趣味を入力してください。
echo "私の趣味は、" . $hobby . "です。";
?>
</body>
</html>
実行結果
コードが入力できたら、[lesson02.php]のファイル名で保存して、前回作成した[lesson]フォルダに、[lesson02.php]を[lesson]フォルダ内に移動させましょう。
次に、Xamppを起動して、URLを入力するところに、「http://localhost/lesson/lesson02.php」と入力しEnter(エンター)キーを押しましょう。
思い通りのプログラムが作れましたか?
第3回目は、ここまでとします。お疲れ様でした!
やったー!
ちゃんと変数を使ったプログラムができたわ!
おぉ〜!すごい!
次のレッスンがはじまるまえに変数を使ってもっと色んなプログラムを作ってみようよ!
次回
次回は、「配列」についての説明と、実際に「配列」を使用したプログラミングやっていこうと思います!
次回もお楽しみに!